昔話
僕がプレイドライブ編集部に配属になったのは1989年の4月。同時にジムカーナ担当になりました。89年は地区戦を追いかけ、90年からはJMRC全国シリーズが始まり、そちらを追いかけました。当時のシリーズシステムは、地区戦が各地区で開催され、地区戦のトップ選手が一同に会して年に一度の全日本ジムカーナを開催していました。現在のJAFカップに似たようなシステム……といえばいいのでしょうか。
でも、もっともっとジムカーナを盛り上げたということで、ジムカーナを全日本転戦シリーズにしようという勢いがジムカーナ界にあって、まずはJMRC転戦シリーズを立ち上げたのが90年でした。その年の全日本ジムカーナが開催されたのが名阪スポーツランドABコースでした。確かJMRCシリーズの上位と地区戦上位が混ざって戦われたと記憶しています。
当日は大雨。ABコースのいくつかのコーナーには、深いところで20cmくらいだったでしょうか、水溜りが出来ていました。この水溜りに入ったDクラスのマシンたちは、まるで一瞬舟のように水面を滑り、上陸と同時に舵を利かす……結構厳しい状況だったように思います。
2本目途中からは雨が上がりました。最も強烈に印象に残っているのはC1クラスの内藤源氏選手の走りです。KP61スターレットで、NAキャブの甲高い音を響かせながら、もうものすごい勢いでアクセルを踏みつけてました。多少リアが出ようが何しようがともかくアクセルを踏み続けるんです。気迫っていうんですか、それを強く感じました。
今日は久々に名阪スポーツランドを訪れたので、そんなことを思い出しながら公開練習を見ていました。明日はあの時の内藤選手のような走りが見られるか、楽しみです。
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